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あけてビックリ、TeaならぬTee!!

横浜グッズものがたり

●国境も時空も超えて生き続けるアート

●社会を明るく照らすチカラ

●消えゆく童謡を、伝え続けるグッズ

●業平、新西蘭、南阿弗利加、なんて読む?

●青だけで表現するYOKOHAMA

●あけてビックリ、TeaならぬTee!

●今日もどこかで「ようこそヨコハマへ!」

●青い斑点は、元気のしるし!

●ひら ひら キラ キラ わく わく

●大風呂敷を広げる。

●「お荷物」じゃないよ。

●和か?洋か?

●晴 のち 霰

●すばらシー!

●失敗は「石鹼」の母なり。

●Beeeeeeeeee……rいろいろ。

 不思議なもので、通常のサイズのモノが、極端に大きくなったり小さくなったりすると、その機能を超えてオブジェに見えてくる。巨大な鉛筆、極小の折り鶴、特大のあんパン…どれも、見る人をワクワクさせる。
 さて、紅茶好きな人には見慣れた「ティーバッグ」が、特大サイズになって登場!何人分の紅茶が入れられるのか…と思ったら、何と中身はTea ならぬ、Tシャツ。そんなユーモアあふれるグッズが横浜で販売されている。中のTシャツだけでなくパッケージが欲しくて!という人も多いという。
 ところで、紅茶を簡単に楽しむことができるTea bagは、いつどのようにして生まれたか…は諸説あるようだ。一般的なのは1908年、アメリカの貿易商 トーマス・サリヴァンの偶然説。紅茶の葉の商品サンプルを絹の袋に入れて小売店に送ったところ、そういう商品ができたものだと勘違い!そのままお湯につけて煮出して飲むようになったとか。飲みたいときに手軽に少量でも楽しめて、茶葉をいちいち捨てる手間が省けると、注文が殺到!こうしてティーバッグは商品化されることになった。真偽は不明だが、画期的な発明はこういう偶然から生まれることも多い。一方、日本でティーバッグが発売されるのは、それから50年以上後の1960年代初頭、ドイツのティーバッグ専用マシンを使ってつくったのが最初。今では紅茶王国のイギリスでさえ、消費量の90%以上にティーバッグが使われているという。T-Bag Tシャツは、世界でも通用するグッズということか!?__文:田中あづさ
T-Bag Tシャツ

特大ティーバッグをあけると、ヒモの先には
Tシャツ!1993年ランドマークタワーオープン
以来、Tシャツのデザインは変わりながらも、
パッケージはそのまま、ロングセラーを続けている。