photo
 

今日もどこかで「ようこそヨコハマへ!」

横浜グッズものがたり

●国境も時空も超えて生き続けるアート

●社会を明るく照らすチカラ

●消えゆく童謡を、伝え続けるグッズ

●業平、新西蘭、南阿弗利加、なんて読む?

●青だけで表現するYOKOHAMA

●あけてビックリ、TeaならぬTee!

●今日もどこかで「ようこそヨコハマへ!」

●青い斑点は、元気のしるし!

●ひら ひら キラ キラ わく わく

●大風呂敷を広げる。

●「お荷物」じゃないよ。

●和か?洋か?

●晴 のち 霰

●すばらシー!

●失敗は「石鹼」の母なり。

●Beeeeeeeeee……rいろいろ。

 青い斑点模様の「ブルーダル」のものがたりは、2004年2月1日発行の絵本から始まった。 横浜の中心市街地を貫くみなとみらい線開通を祝う地元商店街やデパートなど、「街の人」の中からわき上がったプロジェクトで誕生した、二足歩行のダルメシアン犬だ。
 彼は、ペンキ缶につまづき、カクテル「ブルーライト・ヨコハマ」を楽しみ、 日焼けサロンにも出かけたりする。横浜にアーティストが来たときは 一緒に舞台で唄い、毎年の横浜マラソンにはかかさず参加する。
 2008年からは、地元神奈川フィルハーモニー管弦楽団の応援マスコット としても活躍している。ブルーダルは、今の横浜を一緒に生きているのだ。  セリフのない「4コマ漫画」の形で表現されたブルーダルの世界は、小さな子供からお年寄りまで幅広い年齢層に親しまれている。「セリフがないから、想像力で会話をすることができていい」と介護施設で働く方が絵本を購入されたこともあった。
 2004年店頭に並んだばかりの絵本をはじめて購入された方は、 お腹の大きな妊婦さんだった。ブルーダルと一緒に育った赤ちゃんは、 今や高校生になっているだろう。 ブルーダルは今日も横浜のどこかで、楽しいハプニングを起こしているに違いない。 __文:田中あづさ
ブルーダル
デザイン:Kenzo, Hiro & Satch/NDCグラフィックス

絵本「ブル-ダルの日曜日」 ¥1,760(税込)
ポスター(A1変型 84.1×52cm) ¥4,950(税込)

商品は下記オンラインショップにてお求めいただけます。
madeinyokohama